Shopify(ショッピファイ)は、世界175か国以上で使われているクラウド型のECプラットフォームです。「名前は聞くけれど、BASEやSTORESと何が違うの?」「結局いくらかかるの?」という方に向けて、料金・メリット・デメリットを、制作会社の視点で整理します。
- Shopifyは、サーバー管理不要で本格的な自社ECを持てるクラウド型(SaaS)のサービス
- 料金はBasicプランで月額4,850円から。決済手数料は国内カードで3.55%(Basicプラン)
- 強みは拡張性と越境EC。弱みは、作り込みに専門知識が必要な点
Shopifyとは?
Shopifyは、カナダ発のECプラットフォームです。ネットショップに必要な機能、つまり商品管理、カート、決済、配送設定、顧客管理、分析がひとつにまとまっており、サーバーの管理やセキュリティ更新をShopifyに任せられるのが特徴です。
日本語の管理画面、国内の決済手段や配送会社にも対応しており、小さなブランドから大企業まで幅広く利用されています。
料金プランと手数料(2026年9月時点)
| プラン | 月額(月払い) | 月額(年払い) | 国内カード決済手数料 |
|---|---|---|---|
| Basic | 4,850円 | 3,650円 | 3.55% |
| Grow | 13,500円 | 10,100円 | 3.4% |
| Advanced | 58,500円 | 44,000円 | 3.25% |
| Plus | 368,000円〜 | ー | 2.9% |
手数料はShopifyペイメントを利用した場合の、一般的な国内クレジットカードの料率です。最新の料金は公式サイトをご確認ください。
多くのショップは、まずBasicプランで始めて十分です。月商が伸びてきたら、決済手数料の差額とプラン料金を比較して、上位プランへの切り替えを検討します。
Shopifyのメリット
1. 初期費用を抑えて、本格的な自社ECが持てる
初期費用は不要。月額数千円から、独自ドメインの自社ECを運営できます。
2. アプリで機能を足せる
定期購入、予約販売、レビュー、ポイント、配送連携など、1万を超えるアプリから必要な機能を選んで追加できます。事業の成長に合わせて拡張できるのが強みです。
3. デザインの自由度が高い
豊富なテーマに加えて、HTML・CSS・Liquid(Shopify独自のテンプレート言語)で細部までカスタマイズできます。ブランドの世界観を表現しやすいプラットフォームです。
4. 越境ECに強い
多言語・多通貨・海外配送に対応しており、国内販売と海外販売をひとつの管理画面で運営できます。
5. SNS・広告との連携
InstagramやFacebookなどとの販売連携、Googleアナリティクスによる分析など、集客の土台が整っています。
Shopifyのデメリットと注意点
- 作り込みには専門知識が必要:テーマのカスタマイズにはLiquidの知識が必要です
- アプリの費用が積み上がる:便利な反面、有料アプリを増やしすぎると月額費用がかさみます
- 日本独自の商習慣への対応:のし、日時指定、帳票などは、アプリやカスタマイズで対応します
「とにかく無料で、今日から始めたい」という場合は、無料ASPのほうが向いていることもあります。Shopifyは、自社ブランドを育てて長く運営していきたい事業者に向いたサービスです。
Shopifyが向いているのは、こんな事業者
- 自社ブランドの世界観を大切にしたい
- 将来、定期購入や会員制、卸販売などに広げたい
- 海外にも販売したい
- モール依存から抜け出し、自社ECの比率を高めたい
Shopifyでショップを開設する流れ
- アカウントを作成し、プランを選ぶ
- テーマを選び、デザインを整える
- 商品を登録する
- 決済・配送・税の設定をする
- ドメインを接続し、テスト注文を行う
- 公開して、運用と改善を続ける
制作会社に依頼する場合は、このうち2〜5をまとめて任せることができます。
よくある質問
個人でもShopifyを使えますか?
はい、個人の方でも利用できます。
いまのショップから乗り換えられますか?
可能です。商品や顧客のデータを移行する方法があります。事前に、移行できる範囲を整理してから進めるのがおすすめです。
Shopifyの制作は、どこまで依頼できますか?
デザイン、商品登録、アプリの設定、ドメインやメールの設定、公開後の運用レクチャーまで、まとめてご依頼いただけます。
まとめ
Shopifyは、低コストで始められて、事業の成長に合わせて拡張できるECプラットフォームです。テンプレートのままでも開設できますが、ブランドの世界観や買いやすさまで作り込むことで、売上は大きく変わります。
ECサイト全体の費用感については、ECサイト制作の費用相場と作り方もあわせてご覧ください。





